正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第324回~

今回のニューモデル紹介日記は、ダイハツの軽ワンボックス・新型ハイゼットカーゴとアトレーを紹介したい。

 

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17年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、プラットフォームを一新し、CVTを初採用するとともに、車体のスクエア化でクラス最大の積載スペースを確保したのが特徴。価格は104万5000円からとなっている。

 

全面改良を機にプラットフォームを一新して、一括開発手法であるDNGAを軽商用にも初展開した。車体構造をスクエアな形にするということでAピラーやバックドアを立てることでクラス最大の積載スペースを実現し、従来に比べて多くの荷物を積めるようになったという。なお積載スペースは最大長1915mm、最大幅1410mm、最大高1250mmとなっている。

 

また「荷室内もシートの固定金具、ウインドー昇降ハンドル、リアシートベルトのリトラクターなどの凹凸を無くして床面や側面をフラットにして、荷物を積みやすく傷つけにくい構造にしている。さらに荷室内に道具棚を自作される方も多いので、多様なお客様の使用用途に対応できるよう荷室ナットを追加するなどしてアレンジしやすい荷室を実現している」とのことだ。

 

ハイゼットカーゴの兄弟車の『アトレー』も新型に切り替わり同時発売した。価格は152万6000円から。今回の全面改良で先代までの5ナンバーの軽乗用から4ナンバー車へと生まれ変わった。

 

アトレーの4ナンバー化については軽キャブワゴンの市場では2000年代以降、ファミリーユーザーが『タント』などスーパーハイト系の方に移行したことで、子離れシニアの方々が増えて、レジャーなどでの使用が増加している。キャブオーバー車ならではのパッケージングを最大限生かした、レジャーを中心とした新しいニーズに対応する商品に生まれ変わる必要があるとのこと。

 

その上でレジャーに必要な道具をたくさん積みこむことができて快適にアウトドアを楽しんで頂けるよう広い荷室空間と、最大350kgの積載量を実現した。カーゴ同様にフラットで車中泊でも使いやすい荷室スペースに加えて、ワーケション用に机を取り付けたい、キャンプで汚れた床面を簡単に掃除したいといった声にお応えし、アトレーならではの装備も多数用意されていて、具体的にはLEDヘッドランプを全車標準としたほか、2眼メーターの採用、メッキやシルバーのインテリア加飾も施されている。また今回の改良を機に後方が荷台のデッキバンをアトレーにも初展開した。

 

…平成16年以来17年ぶりのモデルチェンジとなる新型ハイゼットカーゴ。スズキ・エブリィやホンダ・N-VANと共に軽商業車の定番として長年馴染みのある車だけに、積載性の向上をはじめ、毎日乗っても疲れの少ない快適性とのバランスを高いレベルで実現させた。上級シリーズとなるアトレーも4ナンバーの商用登録としたことにより、従来モデルよりランニングコストを抑えられるなどの工夫がされている。

 

また、先にモデルチェンジされたトラックにも、カーゴ/アトレーと同じCVT搭載車の初設定をはじめ、LEDの荷台作業灯が装備されるなどの一部変更が行われている。