正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第353回~

今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの上級中型セダン・新型アコードを紹介したい。

 

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11代目となる今度の新型は「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」をグランドコンセプトに、ホンダの最新安全技術や先進装備を搭載し、新たな高みを目指す。

 

アコード新型は先代モデルのホイールベースと全高を継承しつつ、全長を75mm、リアトレッドを10mmそれぞれ延長し、ロー&ワイドなフォルムを実現。エクステリアは力強いノーズと流麗なシルエットを特徴とし、フルLEDのフロントヘッドライトやリアコンビネーションランプでワイドな印象を強調している。インテリアはブラックを基調に、ソフト素材の使用やマルチカラーLEDアンビエントランプを標準装備し、上質感あふれる空間を提供する。

 

パワートレインには、2.0リットル直噴アトキンソンサイクルエンジンと、新開発の高出力モーターを組み合わせた2モーター内蔵電気式CVTを採用。e:HEVシステムにより、力強い加速と静粛性を両立させた走りを実現している。また、新開発の「モーションマネジメントシステム」を搭載し、あらゆる走行シーンでドライバーの意思に応じた運転を支援する。

 

HMI(Human Machine Interface)には12.3インチホンダコネクトディスプレー、10.2インチデジタルメーター、11.5インチヘッドアップディスプレーを採用。さらに国内向けホンダ車として初めてGoogleを搭載し、GoogleアシスタントGoogleマップGoogle Playを車内で利用できるようになった。

 

安全面では、全方位安全運転支援システム「ホンダセンシング360」を国内向けホンダ車に初搭載。フロントセンサーカメラとミリ波レーダーによる360度センシングを実現し、前方交差車両警報や車線変更時衝突抑制機能などを新たに追加した。

 

…昭和51年の初代モデル発売以来、様々な技術革新と社会の変化を取り入れながら進化を遂げ、シビックCR-Vと並ぶグローバルモデルとして成長してきた新型アコード。同じグローバルカーとして競合するカムリが昨年に国内販売を終了しただけに、このクラスの貴重な4ドアセダンの一角を担う存在感を示して欲しいところだ。

'24・早春の奥越~丹南ドライブ

今日は友人と福井方面へドライブに行ってきた。

 

…いつものように朝8時前に自宅近くのコンビニで合流し、野々市市内のガソリンスタンドで給油してから国道157号線を白峰方面へと南下、まずは福井県勝山市の「かつやま恐竜の森」でマンホールカードを入手。

 

その後大野市へ足を延ばし、「本願清水イトヨの里」でもマンホールカードを入手すると、「せっかく来たから館内を見て行ってこようか」と友人からの提案もあって、館内を散策してきた。

 

地元の中学生有志が作った天敵除けのかかしが迎えてくれる館内には、イトヨの生態や大野市内の生活用水としても活用されている地下水に関しての展示コーナーがあって、

半地下になっている観察ゾーンでは、本願清水に生息するイトヨや水生生物の生態を間近で観察できる。

 

イトヨの里を出てから、近くのスーパーで友人が炭酸ジュースを買って車に戻ろうとしたところ、スーパーの駐車場で車同士が接触する事故を偶然目撃してしまった。…運転していたドライバーは2人ともけがはなかったものの、僕も友人も目の前で起きた事故に動揺は隠せなかった。

 

気を取り直して福井市安波賀の一乗谷朝倉氏遺跡でもマンホールカードとロゲットカードを入手してから、市内中心部に近い足羽山の麓にある福井市水道記念館にも足を運んだ。

水道記念館は大正13年に建設された足羽揚水ポンプ場だった建物を保存・一般公開していて、浄水場から水を揚げた大型モーターやポンプなどの設備や江戸時代の水道管などが展示されている。…有形文化財にも登録された洋風近代建築の建物から、水道を通して空襲や震災にも耐えた福井の歴史を感じ取ることが出来た。

 

その後、福井南郵便局に立ち寄って友人が所要を済ませてから、市内の国道8号線沿いにある「越前つるきそば板垣店」で昼食のきつねそばを食べてから、越前市新在家町の「越前和紙の里・卯立の工芸館」でもマンホールカードを入手。その足で国道365号線~305号線を進んで越前町の「道の駅越前」でもロゲットカードを入手した。

 

…今度は国道305号線を北上し、坂井市三国町東尋坊へと向かった。

福井を代表する観光名所の一つである東尋坊へは初めて訪れたけど、東尋坊タワーやその周辺には土産物店や飲食店が何軒か並んでいて、どこか昭和の趣を感じる中、タワーからほど近い観光案内所でロゲットカードを入手した。

 

再び国道305号線~8号線を北上して帰路について、途中休憩を挟みながら夕方6時前に帰着した。…今年最初の県外遠征は帰りに乗り物酔いが回って体調が崩れそうになったけど、昨日も富山へ行ってきたという友人の行動力には脱帽ものだ。

乗らない車を被災地復興支援に活用を呼びかけ

1月に発生した能登半島地震から2か月近くを経て、被災した能登半島の各地ではインフラの復旧が着実に進みだしている。そんな中、一昨日の新聞紙面にこんな記事が掲載されていた。

 

www.hokkoku.co.jp

被災者に無料で車を貸し出している日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)が、能登半島地震の被災地を支援しようと、車の寄付を全国に呼びかけている。廃車予定の車も歓迎しており、解体して部品を換金し、活動費に充てる。

 

東日本大震災を契機に活動する協会は1月中旬以降、石川県七尾市輪島市に拠点を設置。貸し出し要望は2月18日時点で975件に上った。事業部長石渡賢大さん(34)は「車が主たる交通手段で、細い道も多い。過去の災害と比べて要望が多く、特に小型車が求められている」と話す。

 

車の状態で判断し、場合によっては換金してスタッフの人件費や車両の維持費に役立てる方針だ。

 

www.japan-csa.org

…協会の公式ホームページによると、現在珠洲市輪島市門前町能登町七尾市能美市に車輌の貸し出し拠点を設けていて、短期では最長3日間、長期では1か月ごとの更新で車を無償で貸し出している。

 

主に撤去した瓦礫などの運搬に使う軽トラックや、支援者の送迎に使うワゴン車(ワンボックスカー、ミニバン等)の需要が高いけど、現地での使用には車検が3か月以上残っていることや冬タイヤの装着などの条件があるとのこと。

 

…もし様々な理由から乗る機会の少なくなった車を、何らかのカタチで活用したいと考えているオーナーさんがいるとしたら、車を通して復興支援に携わる活動があることを知って欲しい。

「あの車、どう?」~第352回~

今回のニューモデル紹介日記は、三菱のピックアップトラック・新型トライトンを紹介したい。

 

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国内向けには平成12年以来14年ぶりに投入される今度の新型は「Power for Adventure」という商品コンセプトのもとで開発を進め、内外装デザインからシャシーラダーフレーム、エンジンなどを一新し、7月より生産工場のあるタイで販売を開始している。今回日本で販売するトライトンはダブルキャブの4WDで、トランスミッションは6速ATのみ。「GLS」と「GSR」の2グレードを展開する。

 

新開発となるラダーフレームは従来型から大幅に剛性を高めながら、ハイテン鋼の採用比率を大幅に増加させて重量増を最小限に抑えた。これにより走行性能や乗り心地を向上させたほか、積載時の耐久性、衝突時のエネルギー分散性も向上するなど堅牢性も高めている。ボディもラダーフレームと同様に超ハイテン鋼を採用するなど軽量化を図り、衝突時のエネルギー吸収とキャビンの変形抑制を両立させた衝突安全強化ボディ「RISE」を採用している。

 

新開発の4N16型クリーンディーゼルエンジンは、回転数と負荷に応じて2つのタービンを協調させることで、全回転域で高出力を発揮する2ステージターボシステムを採用。150kW(203ps)の最高出力と約1500rpmからフラットに発生する470Nmの最大トルクによって、実用域での応答性に優れたトルクフルな走行を可能としている。また、尿素SCRシステムを採用。窒素酸化物(NOx)を安定して浄化する。

 

カーゴベッドはベッドライナー(荷台カバー)装着状態でもJIS規格パレット積載にも対応したほか、820mmの荷台高やバンパーコーナー上面をフレームで補強し足を乗せるスペースとして使用可能とするなど実用的な仕様とした。また、2×4材を使用してカーゴスペースを自由に仕切れる2×4ランバーアタッチメントを採用することで、荷物の整理を容易にしている。

 

サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン式を採用。アッパーアーム取り付け部を上方に設定したハイマウントタイプとすることで、ストロークを確保して接地性・乗り心地を向上。リヤサスペンションは強度を確保しながら軽量化したリーフスプリング式を採用。大径のショックアブソーバーと共に快適な乗り心地を実現した。

 

4WDシステムは、三菱自動車独自のSS4-IIシステムを採用した。4WDモードは後輪駆動の「2H」、フルタイム4WDの「4H」、センターディファレンシャル直結の「4HLc」、よりローギヤの「4LLc」の4種類から選択可能。走行中にダイヤル式のセレクターで簡単に4WDモードを変更できる。センターディファレンシャルには、前40%、後60%に駆動力を配分し、トラクション性能とコーナリング性能を両立するトルク感応式LSDを装備する。

 

各4WDモードに対応する7つのドライブモードを搭載。すべての4WDモードに設定されている「ノーマル」モードをはじめ、2Hには経済性を重視した「エコ」、4Hに「グラベル(未舗装路)」と「スノー(氷雪路)」、4HLcにトラクション性能を引き出す「マッド(泥濘)」と「サンド(砂地)」、4LLcには「ロック(岩場)」モードを設定。あらゆる路面で最適なドライブモードを選択できる。

 

トライトン新型は、コーナー内側の前輪に弱くブレーキをかける事で旋回性を向上するアクティブヨーコントロール[AYC]を新たに採用。また、アクティブLSD(ブレーキ制御タイプ)をあわせて採用することで、大柄なボディでも意のままの走行性能を実現している。その他、下り坂で一定のスピードを保持して安心して走行することができるヒルディセントコントロール [HDC]、坂道発進での後退を防止するヒルスタートアシスト[HSA]などを採用し、ドライバーの負担を軽減する。

 

デザインコンセプトは「BEAST MODE(勇猛果敢)」。ピックアップトラックに求められるタフさや力強さに加え、堅牢さを持ちながら俊敏さも併せ持つ堂々とした佇まいを表現している。水平基調のボディサイドは、ドアの厚みを演出する張りのある大きな面で構成しながら、シャープに張り出したフェンダー造形とのコントラストで引き締め、より幅広く見せることで安定感と強靭さを強調。フロントは「ダイナミックシールド」を力強く立体的なフロントグリルやフェンダーから繋がる力強い造形、それを強調するプロテクターで、ピックアップトラックに最適化した。

 

エアロダイナミクスを向上させたキャビン形状や大型化して握りやすく耐久性を高めたドアハンドル、幅を広げて水はけを良くしたサイドステップなど、各所に機能的なデザインを採り入れ、実用性を高めている。3連のL字型LEDランプを配したデイタイムランニングランプは猛禽類を思わせる眼光鋭い造形とし、その下に立体的な3眼プロジェクター式のヘッドライトを組み合わせることで、圧倒的な存在感と逞しさを感じさせるデザインとしている。リヤは十分な荷台サイズを確保しながら、サイドから続く張りのある面を後端まで回している。両端にT字型のテールランプを配しワイド感を強調するとともに厚みを持たせリヤ周りを逞しく演出する。

 

インテリアは水平基調で力強い造形の「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル アクシス)」コンセプトを進化させたインストルメントパネルを採用。また、乗員を保護するためのソフトパットを要所に採用し、実用性を確保しながら幾何学的な造形とメタリックを多用したハイコントラストでモダンな空間としている。モニターやメーター、メタリックとブラックでコントラストをつけたダイヤルやスイッチ類は手袋をしたままでも確実に操作ができるよう程よい節度感を実現。ステアリングホイール、グリップ、ドアハンドル類は握り心地や逞しさを追求するなど「MITSUBISHI TOUCH(三菱タッチ)」という考え方に基づいてデザインした。

 

フロントシートは腰回りをしっかりサポートし、肩付近は動きやすく開放的な形状とすることで、ドライバーの疲労を軽減。また、アップライトな乗車姿勢とし、室内からの視認性を確保しながら、立たせたフロントピラーによる広いドア開口部、さらに幅広く滑りにくいサイドステップを採用することで良好な乗降性を実現している。

 

ボディカラーは鮮やかさとメタリック感を強めたヤマブキオレンジメタリックと、輝度感を向上させたブレードシルバーメタリックを新たに採用。ベーシックカラーとしてホワイトダイヤモンド、レッドソリッド、グラファイトグレーメタリック、ジェットブラックマイカをラインアップしている。

 

上位グレードの「GSR」はフロントグリルをボディ同色に、ドアミラー、フロントバンパーガーニッシュ、ドアハンドルなどをブラックに、フロント、サイド、リヤの各アンダーガードはダークチタニウムとした。また、ブラックのルーフレール、フェンダーアーチモール、荷台にはスタイリングバーを装着することで精悍さを増している。インテリアもメタリック加飾部分をブラック基調とすることで引き締め、オレンジのアクセントカラーを配置することで上質感と精悍さを加えている。

 

運転支援機能「e-Assist」では先行車の加速・減速に追従走行し、設定した車間距離を保ちながら走行するレーダークルーズコントロールシステムをはじめ、衝突被害軽減ブレーキシステム、レーダークルーズコントロールシステム、踏み間違い防止アシスト、車線逸脱警報システム&車線逸脱防止支援機能、後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)、後退時交差車両検知警報システム、オートマチックハイビーム、標識認識システム、ふらつき警報、合計9つの機能を搭載した。

 

コネクティッドサービス「三菱コネクト」では、リモートエアコンやリモートドアロック/アンロックのなどの便利機能に加え、万が一の際のSOSコールや、車両の運転状況を通知するドライブ見守り通知機能も採用することでドライバーの負担を軽減し、乗る人すべてに安全・安心を提供する。

 

アクセサリーは、トライトン新型の特徴をより際立たせるアイテムを幅広く設定した。堅牢且つ洗練されたデザインのスポーツバー、よりワイドにかつ力強さを主張するフェンダーアーチモールディング、サイドドアガーニッシュで強固なイメージを演出。また、荷台の保護には欠かせないベッドライナーに加えフューエルリッドガーニッシュなどのドレスアップアイテム、トノカバー、テールゲートアシストなどのサポートアイテムも取り揃えている。

 

…国内向けには12年ぶりの復帰となった新型トライトン。昭和53年発売のフォルテをルーツに、世界150か国で販売される三菱自工の世界戦略車の一つと言える。昨年12月から先行注文を始めたところ、2月13日時点で約1300台の注文を受け、月販目標の6.5倍となる予約数を記録。しかもそのほとんどが三菱車の購入が初めていうことからも注目の高さがうかがえる。

 

個人的には往年のギャランやランサーのスポーティーグレードや、近年ではランサーエボリューションにも採用された「GSR」のグレード名が新型トライトンで復活したのがとても興味深い。

 

三菱自工も昨年5月に発売された軽ハイトワゴン・デリカミニのヒットもあって、一連のリコール隠ぺい事件や不正問題以降の長かった停滞期から、復調の兆しが見えているだけに、新型トライトンがスリーダイヤの輝きが再び蘇る起爆剤となることを信じたい。

北陸で大規模な地震…

まずは本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

…2024年を迎えた矢先に、北陸地方を中心とした広い範囲で大規模な地震が発生した。

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午後4時10分頃に石川県能登地方を震源とした非常に強い地震が発生し、志賀町では県内で初となる最大震度7を観測した。震源の深さは浅く、マグニチュードは7.6と推定される。この地震能登地方に大津波警報を発令*1、山形、新潟、富山、石川、福井、兵庫各県に津波警報、北海道から長崎県までの日本海側などに津波注意報を発令した。

 

午後8時までに石川県輪島市で1.2m以上、金沢市で90cm、山形県酒田市富山市で80cm、北海道せたな町で60cm、新潟県柏崎市などで40cmの津波を観測した。

 

能登地方や能登半島沖では午後8時半までに震度7地震のほか、震度5強の地震が3回、5弱が4回発生。周辺を含め、地震が活発に続いている。

 

…その時の僕は自宅のパソコンでSNSのタイムラインを眺めていたところで、スマートフォン緊急地震速報のアラームが鳴って間もなく大きな揺れを感じ、咄嗟に机の下に潜った。その後買い物に出かけていた母からスマートフォンに電話が入り、無事を知らせてからしばらくして母も無事に帰宅した。

 

僕の暮らす白山市でも最大震度5強を観測したけど、震源から近い能登地方では家屋の倒壊や火災が発生し、能登と金沢を結ぶ動脈ともいえるのと里山街道でも路面の崩落などかなり大きな被害が出ているようだ。

 

能登地方では'07年3月の能登半島地震以降も規模の大きな地震が幾度か続けて発生していて、昨年5月にも最大震度6強の大きな地震が発生している。しかもこの時期となると雪でインフラの復旧が難しくなるだけに、冬を過ごすのが例年より厳しくなるのが気掛かりだ。

 

…被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げるとともに、再び元気な姿を見せてくれることを心より願っています。

*1:午後8時30分に津波警報に切り替え

'23・年の瀬の京都乗り鉄ツアー

今日は友人と列車を乗り継いで京都まで行ってきた。

 

…というのも友人から来年3月に控えた北陸新幹線の金沢~敦賀間延伸に伴う並行在来線第3セクター移行を前に、青春18きっぷを使って関西方面へ列車を乗り継いで行こうかと誘いがあったので、今回は趣向を変えての乗り鉄旅となった。

 

朝7時40分過ぎに自宅近くのコンビニで友人と合流。JR松任駅前の駐車場に車を停めて、松任駅から8時40分発の福井行き普通列車に乗って出発した。

午前10時3分に福井駅に到着、ホームの周辺が年末の帰省ラッシュの真っ只中で込み合う中、10時11分発の敦賀行き普通列車に乗り換えて敦賀駅には昼前の11時3分に到着した。

 

敦賀駅に到着し、次の列車までの待ち時間があったので昼食の焼き鯖寿司の弁当を購入してから、11時23分発の湖西線経由の姫路行き新快速に乗って敦賀駅を出発。

車内ではマンガの単行本を読みながらお互いの1年間を振り返ったけど、湖西線を走る車窓からは琵琶湖の景色を眺めたりも眺めることが出来て、堅田比叡山坂本辺りから乗客の数も増えて都市部に近づいてきたことを実感しながら、目的地となる京都駅には午後1時に到着した。

 

京都駅に到着すると、まずは友人の所用を兼ねて駅のすぐ先にある京都中央郵便局へと向かい、切手などをコレクションしている郵趣家でもある友人はご当地仕様の年賀はがきなどを購入。友人の所用が済んでからは駅前のタクシープールを行き交うタクシーをウォッチングしてから…

駅構内(八条口1階)のASTY京都内にある京アニグッズストアにも行ってきた。…8月から来夏までの期間限定で営業している京都アニメーション作品のオリジナルグッズを扱うショップで、僕も一度足を運んでみたかったことから、今回の京都乗り鉄ツアーのある意味メインイベントとなった。

 

…キャラクターグッズや西日本限定発売となったカールを購入し、当初の予定時間より早く進んだことから早めに帰路に就く運びとなったけど、ホームに着いたところで友人が体調を崩してしまった。近くにいた駅員さんの介抱を受けながらベンチに座って帰路の列車の時間やルートを確認し、午後2時45分発の湖西線経由の敦賀行き新快速に乗って京都駅を出発した。

 

列車に乗ってしばらくしてから友人の体調も回復し、午後4時21分に敦賀駅に到着。4時51分発の福井行き普通列車に乗り換えて福井駅にはすっかり日の暮れた夕方5時50分に到着した。

福井駅に到着したところで夕食に駅前の複合ビル・ハピリンモール2階にある福福館の飲食コーナー・福福茶屋でおろしそばとミニソースかつ丼の定食セットを食べてきた。夕食を食べ終えると次の列車の発車時間が近かったことから、その足で夜6時10分発の金沢行き普通列車に乗って福井駅を出発。松任駅には当初の予定時間より1時間ほど早い夜7時24分に到着、自宅には夜8時前には帰着した。

 

…今回はいつもと趣向が変わって乗り鉄旅となったけど、北陸から青春18きっぷを使って普通列車を乗り継いでの乗り鉄旅も新幹線延伸を控えて最後の機会でもあっただけに、思っていた以上に楽しむことのできた遠征となった。

今年の「推しアニメ」を振り返る

2023年も残すところあと1週間を切った…今回は今年観たTVアニメの中で、特にお気に入りだった「推し作品」を振り返ってみたい。

 

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まずは今冬(1~3月期)から、『ツルネ-つながりの一射-』。

 

2018年に放送された弓道を題材としたシリーズの第2期で、前シリーズで県大会を制した風舞高校弓道部の射手たちが、新たな競合校を交えて地方大会~全国大会を目指す姿が描かれた。

 

…同じ京都アニメーションの制作によるスポーツものアニメでも、水泳を題材とした『Free!』シリーズが「動」に対し、此方は「静」とある意味対極にあるような趣の違いを感じたけど、精緻で丁寧な描写や造りといった京アニ作品の共通項はやはり相通じている。

 

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続いて今春(4~6月期)から、『君は放課後インソムニア』。

 

オジロマコトさんのマンガが原作で、不眠症に悩む2人の高校生が、お互いの通う高校の天文台で出会って始まった天文部の甘酸っぱい恋愛を描いた学園青春ストーリー。

 

…石川県七尾市が舞台となった所縁で地元の地上波局*1でも放送され、TVアニメの放送されたほぼ同時期には実写版の映画も公開されたこともあって、地元メディアでも割と話題になった。

 

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続いて此方も今春(4~6月期)から、『スキップとローファー』。

 

高松美咲さんのマンガが原作で、東京の高校に進学した女子高校生が周りの同級生たちを巻き込みながらも、ちょっとハッピーな学校生活を描いた学園青春コメディー。

 

…此方は主人公が石川県珠洲市の出身と、前述の「君ソム」と同じく石川県に所縁のある作品で、同じく地元の地上波局*2でも放送された。しかも富山県南砺市に拠点を置くP.A.worksの制作というところもポイントが高かった。

 

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続いて今秋(10~12月期)から、『オーバーテイク!』。

 

フォーミュラカーレースの入門カテゴリー「FIA-F4選手権」を題材としたオリジナル作品で、F4に参戦する高校生レーサー・悠と過去にトラウマを抱えるフォトグラファー・孝哉が、互いにその夢を叶えようとする姿が描かれた。

 

…同時期には同じモータースポーツものとして、しげの秀一さんのマンガが原作の『MFゴースト』も放送されたことから、両作を見比べたファンも少なくなかったけど、サーキットで繰り広げられる白熱したレースシーンのみならずモータースポーツや写真を通して描かれた人間ドラマとしても良作なのが印象的な作品だった。

 

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続いて此方も今秋(10~12月期)から、『柚木さんちの四兄弟。』。

 

藤沢志月さんのマンガが原作で、賑やかに時に喧嘩もしながら、毎日力いっぱい暮らしている個性豊かな癒し系兄弟の四人暮らしを描いたホームコメディー。

 

…正直なところ放送の始まる前はほぼノーチェックだったけど、回を重ねるごとにすっかりハマってしまった*3。深夜帯での放送にしては穏やかなストーリーの展開だったこともあってか、より幅広い年齢層にも観られるようもっと早い時間帯で放送しても良かった。

 

…今年は社会現象にもなった『【推しの子】』をはじめ、『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』『SPY×FAMILY Season2』といった人気シリーズの続編、更には『葬送のフリーレン』『薬屋のひとりごと』『山田くんとLv999の恋をする』のような話題作も多かっただけに、来年はどんな作品が琴線に触れるのだろう。

*1:北陸放送

*2:北陸朝日放送

*3:現にアニメ放送後原作マンガの単行本を買い揃えてしまったほどだ