今回のニューモデル紹介日記は、スバルの軽自動車・新型ステラを紹介したい。
これまでの自社生産から、ダイハツの主力軽自動車・ムーヴのOEMとなった新型のコンセプトは「スマート・アクティブ・スモール」。広い室内空間と優れた燃費性能を特長とする。アイドリングストップ機能を採用し、ハイブリッドを除くガソリン車でトップクラスの燃費27km/リットル(10・15モード)を実現した。
コンパクトなボディに、室内長2075mm×室内幅1350mm×室内高1280mmのゆとりある空間を実現。後席は前後240mmのスライドが可能で、荷室からも操作できるようにした。バックドアは横開き式で、荷物の出し入れ時の利便性を向上させている。
また、スポーティな装備を充実させた「ステラカスタム」も設定する。丸形4灯式ヘッドライトやエアロバンパーにより専用のフロントマスクを採用、リアスポイラーや6本スポークの15インチアルミホイールも設定し、精悍なイメージを演出した。インテリアは、アイボリーが基調のステラに対し、ブラックを基調とすることで上質かつスポーティな空間に仕上げたとのこと。
…スバルの軽自動車が、自社生産からの撤退に伴うダイハツ車OEMへの移行が進む中、軽商業車のサンバーも来年にはハイゼットのOEMを受けることから、スバル360以来続いたスバル軽自動車の歴史の幕引きが迫りつつあるようにさえ思えてならない。