今回のニューモデル紹介日記は、三菱の主力クロスオーバーSUV、新型アウトランダーを紹介したい。
平成17年の発売以来、現在までに累計約66万台を販売したアウトランダー。今回が7年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、走りとユーティリティをいっそう磨き上げると共に、時代が求める安全性能、環境性能をより取り入れることで新しい時代のSUVとしての進化を遂げたとのこと。
レーダーとカメラにより前方車両との距離を認識し、ブレーキが遅れた場合や車線を逸脱しそうになった場合に、クルマ側が積極的に警告や危険回避を行う衝突回避システム「e-Assist」を装備した。…「e-Assist」は衝突回避を補助するのみならず、渋滞時や高速走行時に前方車両を自動追従することで、長距離運転時や悪天候時のドライバー負担を軽減するなど、クルマが安全で快適な運転をサポートするシステムとしても有効に活用される。
搭載されるエンジンは、いずれも直4の2リッターと2.4リッターの2種類で、アイドリングストップ機能などによりリッター15.2km(2リッター車)と、同クラスのSUVとして高いレベルの低燃費を実現している。…また、高張力鋼板の採用拡大や構造の合理化によって、車体の大幅な軽量化を実現し、車両重量を従来モデルと比較して約100kgもの軽量化を達成したという。
…先月発売されたミラージュに次いでの新型車となるアウトランダー。来年1月にはPHEV(プラグインハイブリッド)も追加発売されるとのことで、世界で累計66万台もの販売台数を稼ぎ出した「世界戦略車」の見据える目標は更なる高みといえそうだ。
