正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第242回~

今回のニューモデル紹介日記は、スズキの主力軽乗用車・新型ワゴンRを紹介したい。

 

5年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、広くなった室内空間と軽ワゴンならではの使い勝手の良さをさらに向上させながら、機能性とデザイン性を両立させた機能美を表現。幅広い世代のライフスタイルと、さまざまな価値観に対応する個性的な3つの外観デザインを採用した。

 

パワートレインには、発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを搭載。軽量化と高剛性を両立させた新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用により、軽ワゴンでNo.1となる低燃費33.4km/リットル*1を達成した。

 

安全装備では、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突の被害を軽減するシステム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」や、周囲の状況に合わせて自動でハイビームとロービームを切り替えるハイビームアシスト機能を導入した。

 

また、運転席前方のダッシュボードに車速やデュアルセンサーブレーキサポートの警告などを表示する「ヘッドアップディスプレイ」を、軽自動車で初めて採用。先進の安全装備を充実させた。

 

さらに、荷室開口幅を拡大して大きな荷物も入れやすくなったラゲッジルームや、後席ドア両側の内側にアンブレラホルダーを設置するなど、利便性を向上させている。

 

…今回のモデルチェンジで第6世代となった新型ワゴンR。今度の新型は現在の軽ワゴンの礎を築いた初代~2代目へと回帰したかのような外装デザインが大きな特徴となっているけど、「S-エネチャージ」から発展したマイルドHVやヘッドアップディスプレイなどの様々な先進技術をふんだんに取り入れていて、その進化は決して留まることはないことを改めて立証させている。

*1:JC08モード

'17冬の首都圏遠征・その3(NYMで注目した車たち)

一昨日~昨日にかけての首都圏遠征で、個人的に注目した車を紹介します。

 

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まずはニューイヤーミーティングから、元祖クラウン馬鹿さんの「タマゴさん」ことMS50型クラウン・2.0スーパーデラックスです。…今年で昭和42年の発売から50年を迎える50クラウンですけど、ナンバープレートが発売年の1つ前だそうです。

 

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此方も昭和42年の発売から50年を迎えるP510型ブルーバード・1.6デラックスです。…此方の車は当時としては珍しかったオートマチック*1車で、年式によってボルグワーナー製と「ニッサンマチック」と呼ばれたジヤトコ製の2種類があって、この車はニッサンマチック車でした。

 

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今回のイベントで一番意表を突かれたのが、HTW12K型いすゞボンネットトラックです。…自衛隊の車輌を思わせるOD色のボディーカラーもさることながら、都心部への乗り入れも出来るよう排気ガス浄化装置も装備されていました。

 

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続いて紹介するのは、GMの世界戦略車「Tカー」の一翼を担ったPF50型ジェミニ・1.6LTです。…今回のコンクール・ド・エレガンスのテーマが「いすゞ車と日野車」ということから、いすゞの保存車である同車とTLD20型初代エルフの2台が特別展示されました。

 

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続いて紹介するのは、PAD30型フローリアン・2.0ディーゼルS-2です。…昭和43年~58年にかけて生産された117クーペとプラットフォームを共用した中型セダンで、今回参加していた車は昭和52年にマイナーチェンジされた後期型でした。

 

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続いて紹介するのは、昭和29年式というDC4型ダットサン・バンです。…旧様式の「埼4」ナンバープレートを装備した個体で、外観はかなり草臥れていたけど63年の歴史が凝縮されていました。

 

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此方も発売から50年を迎えるトヨタ2000GTを忠実且つ現代風に再現したレプリカ・ロッキー3000GTです。…愛知県の旧車販売店「ロッキーオート」が製作を手掛け、2JZ-GE型エンジンをはじめとする現在のドライブトレーンなどを搭載すべくフレームから製作されたという本格派の1台です。

*1:しかもフロアシフト

'17冬の首都圏遠征・その2(ニューイヤーミーティング2017)

日付が変わって29日は、今回の遠征のメインイベントで、東京都江東区の青海臨時駐車場で開催されるニューイヤーミーティングに向かうべく、まだ夜が明けぬ早朝5時30分前に横浜市のネットカフェを出発した。

JR横浜駅から京浜東北線より速い東海道線に乗って、新橋駅からゆりかもめに乗り換えて会場から最寄りとなる船の科学館駅には朝6時50分に到着した。…少し肌寒さを感じる中で軽めの朝食を食べながら開場までの2時間強ほどを待って、朝9時の開場と同時に会場入りした。

今回で40回目の開催を迎えるニューイヤーミーティング、会場には170台の展示車輌や各車種のオーナーズクラブの展示コーナーをはじめ、フリーマーケットなどの物販コーナーなどがあって、全国各地から多くのカーマニアや家族連れでにぎわった。

会場入りして早速元祖クラウン馬鹿さんのところに寄って挨拶を済ませてから、会場内の展示車輌を鑑賞したり物販コーナーでめぼしい掘り出し物を探してきた。…一通り会場を回ってからは、元祖クラウン馬鹿さんのMS50型クラウンの後ろで御茶菓子を突きながら、他愛もない話題で盛り上がったけど、今回は現役のタクシー運転手であるたすQさんたちからタクシーにまつわる裏側の話をも聞くことができた。

午後3時半過ぎに会場を離れ、帰りの新幹線の時間までJR東京駅・八重洲口で駅構内を行き交うタクシーをウォッチングしたりしてから、夕方6時24分発のかがやき515号に乗って金沢への帰路に就いて、夜9時前に金沢駅に到着。…自宅には夜9時40分過ぎに帰着した。

…因みに今回の遠征での収穫は、横浜の日産本社ギャラリーで入手した歴代の日産車が描かれたクリアファイルセット、ニューイヤーミーティングでは旧車カタログ10冊(昭和53年~平成元年)とミニカー1台だった。

'17冬の首都圏遠征・その1

今日~明日にかけて首都圏への遠征に行っていて、現在神奈川県横浜市のネットカフェより日記を書いています。

今日は午後2時過ぎに仕事を終えて一度帰宅し、改めて忘れ物がないか支度の確認を済ませてからJR金沢駅へと向かい、午後3時15分に到着した。

行き帰りの新幹線の乗車券を購入してから、ホームで乗車券に書かれた席を確認しながらいざ乗り込もうとした矢先に、乗るはずだったかがやき530号が発車してしまった。…まさか目の前で乗り過ごしてしまうとは思ってもいなかったので半ばパニック状態に陥りそうになったけど、続くはくたか570号には無事に乗ることができた。

当初の行動予定が大きくずれ込んで、隠し切れない動揺を抑えながら夜7時11分に東京駅に到着した。…早速その足で東海道線に乗り換え、夜7時44分横浜に到着したら駆け足で西区の日産本社ギャラリーへと走りこんだ。

 

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…ちょうど閉館間際だったけど、人気ラジオドラマ「あ、安部礼司」と連動した特別仕様のノートe-POWERや、歴代のスカイラインなどが展示されていた。

夜8時を回ってからは横浜駅西口でタクシーをウォッチングして、相鉄口向かいの立ち食いそば店「鈴一」で夕食を食べたところで、駅から最寄のネットカフェに今いるところだ。…明日のニューイヤーミーティングに備えて、ゆっくり休んでおかないと…。

キャンピング・トレーラーに突撃せよ!

YouTubeで、こんな映像を発見した。

 


Volvo camper !

…オランダの自動車解体工場のジャンクヤードで撮影された、新作カースタント映像だ。

 

解体工場の従業員によるアマチュア・スタントチームが敷地内で毎回激しいカースタントをアップしているけど、今回はボルボ850エステートでキャンピング・トレーラーに突撃するというスタントを披露するという内容だ。

 

…キャンピング・トレーラーを見事に突き破ったボルボ850エステートは、2011年頃からスタントに使っていることから外観はすっかりボロボロになっているけど、まだ元気に走れるところをみると「走る煉瓦」とも呼ばれるほどの堅牢さを改めて実証してくれたといっても過言ではなさそうだ。

昭和シェル石油「Shell,We Shall・無鉛SuperX」('82)

YouTubeで、こんな映像を発見した。

 

 


CM SHELL 無鉛スーパーガソリンSuperX 1982年

…昭和57年に放送されたシェル石油*1のCMだ。

 

ELECTRIC GUITARSのメンバーが扮するスタンドの店員が、軽快なBGMに合わせて来店客と一緒に踊りながら給油するという内容のCMで、最後に無鉛プレミアムガソリン「SuperX」の新発売を告知している。

 

…このCMが放送された当時はレギュラーガソリンに続いてプレミアムガソリンの無鉛化が始まり、石油会社各社からは挙ってこれらのガソリンのCMが放送された。また、当時のシェル石油は昭和60年に昭和石油と合併し「昭和シェル石油」を発足させるけど、合併以前のCMというのは意外とレアな1本といえるだろう。

「あの車、どう?」~第241回~

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの主力小型ハッチバックヴィッツHVを紹介したい。

 

現行モデルとなってから、今回で2度目となる大規模なマイナーチェンジに合わせて追加されたハイブリッドは、これまで欧州向け仕様に用意していたものを国内向けに設定した仕様で、歴代ヴィッツでも今回が初めてとなる。

 

アクアやカローラで定評のあるハイブリッドシステムは、エンジンが1.5リットルの直列4気筒ガソリンで、最大出力74ps、最大トルク11.3kgmを発生する。モーターは、最大出力61ps、最大トルク17.2kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、100psのパワーを引き出す。エンジン、モーター、インバーターなどの制御もヴィッツ向けに改良が施された。

 

二次電池は、ニッケル水素バッテリーを採用。駆動用バッテリーをリアシート下に配置することで、ガソリン車と同等の居住空間・荷室の広さを確保した。

 

JC08モード燃費は、クラストップレベルのリッター34.4kmを実現。「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象となるという。

 

…小型クラスのハイブリッドは、昨秋のマイナーチェンジ時に発売されたノートe-POWERが大きな注目を集めている中、その先駆といえるトヨタはHV専用車のアクアより安価なヴィッツにもHVを追加することによって、ノートを迎え撃つとともにユーザーの選択肢の幅を広げる方向のようだけど、アクアもヴィッツと同じネッツ店で扱っていることから、車格の近い2車の同士討ちとならないかが懸念要素となりそうだ。