正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

高級車の手本

昨今、高級車の在り方がが昔とはずいぶん変わったように思える。

…日本の高級車がこれだけ変わったのは、手本としてきた高級輸入車の変化もあるのかもしれない。かつての高級車は座席がソファーのようにふかふかで足回りも柔らかく、その上外観も見るからに立派に見えた。それらの高級車はキャデラックやリンカーンといった当時のアメリカ製の高級車を手本にしてきたからだ。

しかし、ユーザーの趣向の変化から、長距離を走っても疲れないよう座席や足回りが段々硬くなってきた。そして平成元年のセルシオの発売から高級の基準は中身に拘るようになってきたのだ。つまり、手本とする高級車のカタチがメルセデス・ベンツBMWといったドイツ製の高級車へと変化してきたのだ。

そして現在の日本を代表する2大高級車は、新たな方向を示そうとしている。クラウンは今年はじめのモデルチェンジでこれまでのクラウンになかった躍動感を手にし、セドリック/グロリアは来月のモデルチェンジを機にフーガと名を変え、新たなスタートラインに立つ。