今日午前、小泉純一郎総理大臣が東京・九段下の靖国神社を参拝に訪れたそうだ。
小泉総理は平成13年の就任以来毎年靖国神社を参拝しているが、そのたび中国や韓国をはじめとする近隣諸国からは「靖国神社への参拝は、かつての侵略戦争を肯定するような行為だ。」という反発の声が後を絶たないだけに、今日参拝に訪れたことより各国からの非難がこれまで以上に激しく飛び交いそうだ。
小泉総理としては「二度と愚かな戦争を起こさないためにも、その戦争で命を落とした兵士を弔うために参拝する。」としているけど、東条英機陸軍大将ら戦争を仕掛けた戦犯が合祀されていることにも関係があるのかもしれない。
…かといって、まさか小泉総理と「似たもの同士」ともいえるアメリカのジョージ・ブッシュ大統領が参拝に訪れるとも思えないし、むしろアメリカが真っ先に参拝を批判しててもおかしくないはずだと思うけどいかがなものか…。いずれにしろ終戦から60年という節目の年での参拝が今後の日本の外交にもどう影響が出るか気がかりだ。
