今回のニューモデル紹介日記は、マツダの主力コンパクトカー・新型デミオを紹介したい。
初代モデルが平成8年に発売されて以来、マツダの最量販車種として人気の高いデミオ。3代目となる今度の新型は従来型より車体サイズがやや小さくなっている。…モデルチェンジされるごとに車体サイズが大きくなる傾向が多い中で、車体サイズを小さくしたことはコンパクトカーの持ち味のひとつといえる動力面での軽快さをアピールする点で有利に働くと言える。
搭載されるエンジンは1.3リッターと1.5リッターで、特筆すべきは1.3リッター車の一部にかつてユーノス800*1に搭載された「ミラーサイクル」が復活したことだろう。…燃焼効率に優れたミラーサイクルは通常のエンジンよりも低燃費且つ高出力であることから、経済性の面で競合する同クラス*2のコンパクトカーのみならず軽自動車とも対等に渡り合えそう。
…今年はデミオと同クラスのフィットも秋にフルモデルチェンジされることから、最近軽自動車に販売面で押され気味なヴィッツやマーチ、コルトなど各メーカーの主力車種を擁するコンパクトカー市場の動きが活発化するのではないかと思える。