今回のニューモデル紹介日記は日産の中型オフロードSUV・新型X-TRAIL(エクストレイル)を紹介したい。
平成12年に初代モデルが発売されたエクストレイルは、FFセダンベースのプラットフォームを用いながらもオフロードでの動力性能の高さや使い勝手の良さで好評を博した。
今度の新型は、その外観こそ従来モデルのイメージを色濃く残した感があるけど、最新の電子制御4WDシステム「オールモード4×4-i」は「ヒルディセントコントロール」や「ヒルスタートアシスト」機能を加えることにより、ドライバーの運転をサポートしてくれる。
また、質感の向上したフル防水の内装や広くなったウォッシャブルラゲッジスペースなど、従来モデルから充実した収納・快適装備の採用により使い勝手の良い室内を実現している。
エンジンについては2リッターと2.5リッターの直4・DOHCを搭載し、ミッションはCVTを中心に一部車種には6速マニュアルミッション車も用意される。来年にはEU向けのキャシュカイ*1に搭載されているディーゼルエンジンを国内の新長期規制に適合させて投入するらしい。…国内では余り良いイメージではないディーゼル車ではあるけど、新型ディーゼルエンジンがこれまでのネガティブなイメージを払拭できるか、その素質が問われる。
