今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの新型コンパクトハッチバック・カローラルミオンを紹介したい。
現行モデルに去年モデルチェンジされたカローラは当初、「アクシオ」と「フィールダー」のサブネームを持つセダンとステーションワゴンの2種類だった。…今回投入された「ルミオン」は、これまでの「ランクス」や「スパシオ」とは異なるキャラクターを持った車といえる。
そのスタイリングは同社のコンパクトハッチバック「bB」の角を取ったかのような直線を基調としたもので、さながら「大きくなったbB」という趣だ。…というのも、北米で展開されている「サイオン」ブランドで新型「xB」として輸出されることを前提にしているからで、同じカローラ系の「オーリス」や「ブレイド」とは異なる方向性を持っている。
搭載されるエンジンは1.5リッター〜1.8リッターの直4・DOHCで、この点はアクシオやフィールダーと共通している。
…キャラクターが立ちすぎる現行bBに対し、室内が広く外観も大人しいことから、先代bBからの「買い替え需要」を見込んでの投入といえるのではないか。