正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」〜第130回〜

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタとダイハツの共同開発による小型ハッチバック・新型パッソ/ブーンを紹介したい。

約5年半ぶりにフルモデルチェンジした2代目パッソは、初代で好評だった扱いやすいコンパクトなボディとゆとりの室内空間、クラストップレベルの燃費・環境性能を向上するとともに、商品企画の段階から女性スタッフを中心に女性目線でのクルマ造りに取り組み、こだわりのデザインや使い勝手の良さを追求した。

ベースグレードの「パッソ」は、丸目のハロゲンヘッドランプなど、シンプルなデザインの中に安心感と親しみやすさを追求した。内装色にベージュ系の明るい色彩のキナリを採用し、リビングルームのような室内空間を演出する。

もう一つのグレードである「パッソ+Hana」はフロントを伸びやかに見せる専用フロントバンパーにより存在感を強調した。艶やかなシャンパン塗装のアウトサイドドアハンドルやドアミラーなどで華やかさを添え、上質感を表現する。内装色にブラウン系を基調としたチョコを採用し、ベンチシートの設定と併せ上質な室内空間を追求した。この2グレードと全11色のボディカラーの設定で、選択する楽しさを提供する。

また、フロントピラー形状の工夫などから良好な視界を確保できるようにして運転席から手の届く範囲に収納スペースを充実させるなど、運転のしやすさと使い勝手の良さの向上を図った。

エンジンは直3・1.0リッターの1KR-FE型エンジンとDual VVT-iを採用した1.3リッターの1NR-FE型エンジンにCVTを組み合わせることで、1.0リッター車(2WD)で10・15モード走行燃費がリッター22.5km、1.3リッター車(2WD)でもリッター21.0kmとクラストップレベルの燃費性能を実現した。

…今回の新型パッソの発表・発売に関して、当初予定されていた発表会が一連の大規模リコール問題のあおりを受けて中止となったのが悔やまれる。また、ダイハツから発売される新型ブーンについても、パッソとほぼ同一の基本設定となるようだけど、ストーリアの頃から用意されている競技ベース・グレードの「X4」が今回も設定されるのだろうか。