今回のニューモデル紹介日記は、トヨタのユーティリティコンパクト・新型ラクティスを紹介したい。
平成18年の初代モデル発売以来、2代目となる今度の新型は、全長3995mmのコンパクトなボディに、クラストップレベルの広い室内空間を実現し、使い勝手の良い装備なども充実した。
ボディサイズは5ナンバーサイズを維持しながら、室内幅を40mm拡大し、ゆとりのある室内空間を確保した。コンパクトクラス初となる6:4分割チルトダウン機構リヤシート(遠隔可倒レバー付)を採用し、使い勝手を向上させた。
また、クラストップレベルの開口面積を持つ開放感あふれる大型のパノラマルーフを設定する。
専用フロントバンパー&グリルやインテリアカラーなど、お洒落さを感じさせる「レピス」、専用ユーロサスペンションやパドルシフトなどの採用で走りを楽しむスポーツタイプの「S」を設定するほか、ウェルキャブ(福祉車両)の車いす仕様車(タイプI)助手席側リヤシート付をラインで生産し、車いす仕様車として日本初となる型式指定とした。
1.3リッター車は、10・15モード走行燃費がリッター20.0kmを達成した。1.5リッター車も10・15モード走行で2WD車が1.3リッター車と同様のリッター20.0km、4WD車がリッター18.4kmを実現している。
全車がエコカー減税要件に適合しており、自動車取得税と自動車重量税が2WD車で75%、1.5リットル4WD車と、車いす仕様車・助手席側リヤシート付が50%の減税となる。
…従来モデルでは国内専用モデルだったラクティスも、今度の新型では前身のファンカーゴ以来となるEU圏への輸出も行われるそうで、競合車種となるノートやフィットを迎え撃つカタチとなりそう。また、今回のモデルチェンジに合わせ、兄弟モデルとなる「トレジア」がスバルから近々発売されるとのこと。