久々のプラモデルレビュー、今回紹介するのは…
K331型セドリック・2.0SGL-E Fタイプ(アオシマ・1/24)だ。
…昭和50年に発売された330型セドリック/グロリアは、好評を博した先代・230型の正常進化としながら触媒コンバーターによる排気ガス浄化システム「NAPS」を採用し、環境問題の改善にも取り組んだ。昭和50年代後半に発売された同車の1/24キットは、昭和52年にマイナーチェンジされた後期型のSGL-E Fタイプがモデル化され、アオシマならではの街道レーサー仕様などの様々なバリエーションが展開された。
幼少の頃から作り慣れているアオシマの330型セドリック、今回製作したキットのボディーカラーにはマルーンレッドを選択。車自体はオリジナル重視としながらホイールはフジミのER34型スカイライン純正アルミホイールを装備して、ちょっとしたカスタマイズを図ってみた。
…初版から35年以上発売されている長寿キットということもあって、所々金型の経年によるバリが多く見られる箇所があったものの、可動式の前後サスペンションをはじめとした当時のアオシマ製キット特有の精巧なディテールは健在だった。現行品では更なるアップデートも図られていることから、現在でも充分に通用する完成度を持っているキットであることを、製作していて改めて実感した。