今回のニューモデル紹介日記は、スズキの主力軽乗用車・新型ワゴンRを紹介したい。
5年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、広くなった室内空間と軽ワゴンならではの使い勝手の良さをさらに向上させながら、機能性とデザイン性を両立させた機能美を表現。幅広い世代のライフスタイルと、さまざまな価値観に対応する個性的な3つの外観デザインを採用した。
パワートレインには、発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを搭載。軽量化と高剛性を両立させた新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用により、軽ワゴンでNo.1となる低燃費33.4km/リットル*1を達成した。
安全装備では、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突の被害を軽減するシステム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」や、周囲の状況に合わせて自動でハイビームとロービームを切り替えるハイビームアシスト機能を導入した。
また、運転席前方のダッシュボードに車速やデュアルセンサーブレーキサポートの警告などを表示する「ヘッドアップディスプレイ」を、軽自動車で初めて採用。先進の安全装備を充実させた。
さらに、荷室開口幅を拡大して大きな荷物も入れやすくなったラゲッジルームや、後席ドア両側の内側にアンブレラホルダーを設置するなど、利便性を向上させている。
…今回のモデルチェンジで第6世代となった新型ワゴンR。今度の新型は現在の軽ワゴンの礎を築いた初代~2代目へと回帰したかのような外装デザインが大きな特徴となっているけど、「S-エネチャージ」から発展したマイルドHVやヘッドアップディスプレイなどの様々な先進技術をふんだんに取り入れていて、その進化は決して留まることはないことを改めて立証させている。
*1:JC08モード