名物のニューモデル紹介日記も8回目を迎えた今回は、先頃モデルチェンジされたホンダのフラッグシップ・新型レジェンドを紹介したい。
レジェンドは昭和60年に初代モデルが発売されて以来、ホンダのフラッグシップとして君臨する高級セダンで今回紹介する新型は4世代目に当たる。特筆すべきはやはり最高出力211kW…、300馬力を達成したエンジンだろう。
これまで国産乗用車(日本国内向け)の最高出力は平成元年に制定されたメーカー各社の自主規制枠とされた280馬力だったけど、この自主規制が16年目にして解除されることに伴い今回の大台達成となった。…しかしカタログデータこそ280馬力と表記されていても実測出力が300馬力を超える車がきっといるのかもしれない。
…そして何より、クラウンの現行モデルへのモデルチェンジ以来「高級車のあり方」に変化が訪れたのも紛れもなき事実である。今度はセドリック/グロリアに替わって日産の高級車の主力を担うフーガが発売されるので、どんな車なのかがとても気になっている。