今回のニューモデル紹介日記は、ホンダの新型プラグインHVセダン・クラリティPHEVを紹介したい。
平成28年に発売*1された燃料電池車(FCV)・クラリティFUEL CELLに次ぐクラリティシリーズの第2弾で、昨年末にアメリカで先行発売され、この度国内向けにも発売される運びとなった。
クラリティPHEVはFUEL CELLと同一のプラットフォームを採用した。1.5リットルのアトキンソンサイクルによるガソリンエンジンと最高出力135kWのモーターを組み合わせている。
ハイブリッドは『アコード・ハイブリッド』などに採用されている2モーター方式とした。また、バッテリーは17kWhと容量が大きなリチウムイオン電池を搭載、モーターのみによるEV(電気自動車)走行の航続は最長114.6km*2となっている。また、EV走行での最高速度は160km/hに及び、高速道路や急坂など幅広い範囲でモーターのみによる走行を可能にしたのも特徴だ。
…ホンダのPHEVとしては平成25年にリース販売されたアコードPHEV以来となるクラリティPHEV。先に発売された北米では昨年12月から6月末までに累計7572台を販売しており、新分野の電動車としては好調な売れ行きになっていて、北米向けには電気自動車の「クラリティEV」も発売されているそうだ。また、国内メーカーではトヨタのプリウスや三菱自工のアウトランダーがPHEVとして一定の認知度を持っているだけに、どこまでシェアを伸ばせるか、明日の発売が楽しみなホンダ党も少なくないはず。