正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

ダイクマ('91)

YouTubeでこんな映像を発見した。

 


ダイクマ CM (ディスカウントストア)

…平成3年頃に放送されたダイクマのCMだ。

 

オートバイに乗ってダイクマを訪れたライディングスーツ姿の女性が、駆け足でポータブルCDプレーヤーを購入するという内容で、女性の乗るオートバイがホンダNSR250Rというところにもセンスが感じられる。

 

…神奈川県を中心に関東圏で店舗を展開していた量販店だったダイクマは、平成25年にヤマダ電機に吸収合併され現在は店名としてその名が残っているという。CMの最後に流れる「ダイナミック、ダイクマ~♪」というサウンドロゴには、僕も20年程前にノイズ混じりの中で聴いていた関東圏のラジオで流れていたCMの記憶をふとよみがえらせてくれた。

「あの車、どう?」~第253回~

今回のニューモデル紹介日記は、マツダの新型クロスオーバーSUVCX-8を紹介したい。

 

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今回発表されたCX-8は、同社のSUVではトップモデルに位置し、3列シートを採用し最大7人の乗車が可能なことから従来の「MPV」や「プレマシー」といったミニバンタイプに代わる「新たな選択肢」と提案している。

 

マツダのデザインテーマ「魂動」とSKYACTIV技術を全面採用し、「上質かつ洗練されたデザイン」「街乗りから高速走行まで意のままに余裕ある走り」「3列目を含むすべての乗員が楽しめる快適性と静粛性」を特長とし、同社の主力SUVとなるCX-5とはデザインの要素を共通としながら、「TIMELESS EDGY(タイムレス・エッジー)」をキーワードに掲げ、普遍的な美しさと上質なデザインによって日々の暮らしに心地よい刺激を与えたいという想いをこめたという。

 

エクステリアは、伸びやかさや水平基調を軸としたデザインをさらに磨き上げ「多人数車=箱形」のイメージを打ち破る、上品かつ力強いなSUVスタイルをめざした。インテリアはただ広さを追求するのではなく、適度な包まれ感が生み出す心地よさや、本杢パネルやナッパレザーといった本物の素材を使用することで生まれる上質で落ち着きのある空間を作り上げた。

 

最大の目玉は最大7人乗りを可能とする居住空間だ。3列目シートまで大人がしっかりと座れること、3つのバリエーションを設定する2列目シート、積載性の高いシートアレンジの採用、この3つとデザイン、走る歓びを両立させたことがパッケージングの注力ポイントだという。マツダが理想とする運転姿勢(ドライビングポジション)を確保し、2列目、3列目も大人がくつろげる空間としながら、日本の道路・駐車場事情を意識した寸法に収められた。

 

全長は4900mm、全幅は1840mm、全高は1730mm、ホイールベースは2930mm。2列目は2種類の左右分割キャプテンシートと、ベンチシートを設定。「XD Lパッケージ」のシート中央には大型コンソールボックスを装備した。また荷室容量は、3列目シートまで使用している状態で239リットル。3列目シートを倒すことで572リットルまで拡大する。

 

搭載されるエンジンはCX-5などと同じ2.2リッター・クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」のみを設定。基本は従来モデルに採用されているものと同じだが、多人数乗車時でも最上級の走りを提供したいという思いから、CX-8専用に進化している。「急速多段燃焼」「段付きエッグシェイプピストン」「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」「可変ジオメトリーターボチャージャー」などの新技術を採用し、最高出力を190ps*1へ、最大トルクを450Nm*2へと向上。全域で気持ちのよい加速感を味わうことができるようにしながら、燃費も改善している。JC08モード燃費で17.6km/L、新基準WLTCモード燃費で15.8km/Lを達成している(2WD車の場合)。当初はディーゼルモデルのみの設定となるが、今後ガソリン車が投入される可能性もあるという。

 

安全性能では、先行して改良型「アクセラ」に採用された最新の「360°ビューモニター」を設定。車両の前後左右にある4つのカメラ映像を様々な状況に応じてセンターディスプレイに表示。死角や障害物との距離を目視できることで、危険回避をサポートする。またパッシブセーフティでは、万が一の歩行者との衝突時にボンネット後端を100mm持ち上げ衝撃を吸収する「アクティブボンネット」を標準装備とした。ほか、自動ブレーキなどの先進安全装備をパッケージとした「i-ACTIVSENSE」を標準装備。全機種で「サポカーS・ワイド」に該当する。

 

マツダSUVのフラッグシップと位置付けられるCX-8。3列シートを有するSUVというと、今まで「3列目のシートは大人が座るには窮屈すぎる」という印象があった。そんな中で従来のミニバンに代わる新たな選択肢として開発されたCX-8が、3列目のシートも快適に座れるというメリットを備えたことによるアドバンテージは、意外と大きいといえるだろう。なお、発売は12月14日とのこと。

*1:+15ps

*2:+30Nm

「あの車、どう?」~第252回~

今回のニューモデル紹介日記は、スズキの小型スポーツハッチバック・新型スイフトスポーツを紹介したい。

 

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6年ぶりのモデルチェンジとなる今度の新型は、軽量化技術とともに走行性能を向上させた現行型のスイフトをベースに、日常での使いやすさを確保しながら、より高性能なホットハッチバックへと進化させた。

 

搭載されるエンジンは、低回転から高トルクを発揮する1.4リッター直噴ターボのK14C型「ブースタージェット エンジン」を搭載。小排気量ながら140psの最高出力、230Nmの最大トルクで2.2リッターNAエンジン相当の力強さを発揮する。トランスミッションには6速マニュアルミッションと歴代初となる6速オートマチックの2種類が設定されさらに、軽量高剛性な新プラットフォーム「ハーテクト」の採用による70kgの軽量化、新開発サスペンションなどにより高い動力性能とハンドリング性能を実現する。

 

外装では、躍動感を強調した専用バンパー&グリルや、軽快さと空力性能を追求したルーフエンドスポイラーを採用。卓越した性能を感じさせる力強いデザインとした。内装では、専用セミバケットシートに加え、盤色をタコメーターは赤、スピードメーターをダークシルバーとした専用メーターを採用。メーター中央にはブースト計と油温計を追加した4.2インチマルチインフォメーションディスプレイを備える。

 

他にも、スズキでは初採用となる車線逸脱抑制機能をはじめ、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をメーカーオプション設定(セーフティパッケージ装着車)し、安全装備も充実させた。

 

…手頃な価格設定且つ高性能な小型ホットハッチとして人気の高いスイフトスポーツ。今度の新型ではエンジンが従来の1.6リッターNAから1.4リッターターボへと変更、車体サイズも歴代初の3ナンバー幅(1735mm)となったけど、今回のモデルチェンジにユーザーからの好意的な反応の多さを感じて取れるのは、持ち前の軽快な走行性能がスポイルされていないこともあってといえるだろう。

「あの車、どう?」~第251回~

今回のニューモデル紹介日記は、トヨタピックアップトラック・新型ハイラックスを紹介したい。

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平成16年に国内向け販売が終了してから13年ぶりの復活となる今度の新型は、「タフ&エモーショナル」をコンセプトに、迫力と躍動感を表現。内装にはシルバー加飾や青色に統一された室内イルミネーションが洗練さを演出している。

 

搭載されるエンジンは2.4リッターディーゼルの2GD-FTV型を搭載。低回転域でも高トルクを発揮する動力性能を備えるとともに、高熱効率による優れた環境性能を実現し、走行燃費11.8km/L*1を達成した。

 

また、ダイヤル操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを装備。市街地や高速道路では静粛性や燃費性能に優れた2輪駆動とし、不整地や滑りやすい路面では4輪駆動に切り替えることで、快適性と走破性を両立した。

 

ヒルスタートアシストコントロールやアクティブTRC、ダウンヒルアシストコントロールを設定することで、様々な路面状況に応じて駆動力を制御。オンロードからオフロードまで本格4WD車としての高い走行性能を実現している。

 

そして、高強度のラダーフレームに加え、振動減衰を高めるサスペンションを採用し、オンロード・オフロードとも優れた走行安定性と乗り心地を確保した。

 

…堅牢なピックアップトラックとして世界180の国や地域で発売されているハイラックス。今度の新型はタイの工場で現地生産された車輌を輸入するというカタチで発売されるけど、世界中で鍛え抜いた高い信頼性は充分に保証できるだろう。一つ欲を言うのであれば、業務用を意識した安価な低グレード車の設定があっても良かったと思う。

*1:JC08モード

日本海食堂ミーティング2017・秋のネオヒス祭り

今日は富山県富山市日本海食堂での「日本海食堂ミーティング」に行ってきた。

 

朝8時30分前に自宅を出発、途中津幡町のガソリンスタンドで給油をしてから国道8号線を北上し、日本海食堂には10時40分過ぎに到着した。

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今回は「秋のネオヒス祭り」と銘打っての大型ミーティングということもあって、駐車場には'80年代に生産された旧車をメインに20台以上の参加車輌が集まった。

 

…軒先に設営された本部テントには、spece_w弟さんやek10-stさん秘蔵の懐かしい旧車プラモデルの即売コーナーや、今回初となるケータリングコーナーは店長さん特製のカレーライスや焼きそばなどが提供され、

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「スペッシャルビュンビュン」カレーライスは食券を購入してから厨房裏で出来立てが受け渡されるとのことで、お昼時には参加した旧車オーナーさんが挙ってお腹を満たした。

 

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午後からは毎年春と秋の大型ミーティングの恒例となった「Restore」によるミニコンサートが催され、新旧のヒット曲や車にまつわる名曲も披露された。…今回のミーティングにはかなりの車通な中学生の子がご両親と一緒に訪れていて、彼の博識さに将来が楽しみに思えた。

 

その後次回のミーティングの日程を調整してから、夕方5時過ぎに食堂を出発し、夜7時30分過ぎに帰着した。…因みに今回の収穫は、旧車のプラモデルでした。

 

…続いて今回のミーティング参加車輌の中から、注目した車を紹介したい。

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まずはP411型ブルーバード・1.3デラックスです。…軒先に停まっているパトカーでもお馴染みの同車、今回参加された車は続く510型にも設定された2ドアセダンで、最近登録されたのか内外装ともキレイなコンディションでした。

 

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今回の参加車輌の中で「大当たり」だったのが、FJR31型スカイライン・1.8Gリミテッドです。…今回のミーティングには3台のR31型スカイラインが参加された*1のですけど、直4・1.8リッターのCA18型エンジンを搭載したベーシックグレードが参加されたのには驚きました。

*1:しかも3台とも同じボディーカラー

「あの車、どう?」~第250回~

今回のニューモデル紹介日記は、日産の電気自動車(EV)・新型リーフを紹介したい。

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6年10か月ぶりとなる初のモデルチェンジにより第2世代となる今度の新型は、容量40kWhの動力用リチウムイオン電池の搭載などで最大400km(JC08モード)の航続距離を実現。パワートレーンについても最大出力が150馬力*1、最大トルクは320Nm*2を発生し、EVならではの加速性能を向上させている。また、アクセルペダルのみの操作で発進から加減速、停止までをコントロールできる「e-ペダル」を新たに採用、ペダルから足を離すと回生ブレーキと通常ブレーキの双方を自動で制御し、車を減速・停止できるとともに坂道でも停止を保持できるという。

 

先進安全技術では、セレナやエクストレイルに搭載されている高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」に加え、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、サイドブレーキの操作を自動で制御する「プロパイロットパーキング」が新たに装備され、車庫入れや縦列駐車を簡単な操作で行うことができる。

 

車体サイズは従来モデルより若干大型化したものの、低重心で滑らかなプロポーション且つシャープでダイナミックなデザインを取り入れ、EVらしい爽快な走りを実現。前面にはブーメラン型のランプシグネイチャーや日産車のデザインアイコンとなる「Vモーショングリル」を採用している。

 

内装についても現行日産車の共通デザインテーマとなる「グライディング・ウイング」を取り入れ、シートやダッシュボードなどに青いステッチが施している。また、メーター内に設置されている7インチディスプレイは画面構成を刷新し、セーフティーシールドの作動状況やモーターの出力・回生状況などをパワーゲージ、音響機器・ナビゲーションシステムの情報などの主要な機能を分かりやすく表示する。

 

…平成22年に本格的な市販EVとして発売された初代モデルから7年近くを経てモデルチェンジされた新型リーフ。初代モデルでは空調使用時などでの電力消費が早く、その分走行距離が大幅に短くなってしまうことや、動力用バッテリーの経年劣化が早く進んでしまうなど、信頼性という点では競合メーカーのハイブリッド(HV)やプラグインハイブリッド(PHV)に対する大きな弱点とされた。しかしその信頼性を新型が如何に向上できているか、10月2日の発売が待たれるところだ。

*1:従来型比+41馬力

*2:従来型比+66Nm

日本海CCRでの車たち

今回の「日本海クラシックカーレビュー」参加車輌の中から、注目した車を紹介したい。

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まず紹介するのはSR311型フェアレディ2000です。…ベースモデルとなったSP310型が昭和37年の発売から今年で55年を迎えたのですけど、高性能モデルとなるSR311も昭和42年の発売から50年を迎えました。

 

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続いて此方も昭和37年の発売から55年を迎えたS41D型グロリア・2.0スーパー6です。…車体の全周に巻かれたモールから「鉢巻」のニックネームで親しまれ、搭載された直6・2リッターのG7型エンジンはS54型スカイライン2.0GTにも搭載されました。

 

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続いて昭和42年の発売から50年を迎えたHA30型グロリア・2.0スーパーデラックスです。…最初の国産御料車となったニッサン・プリンスロイヤルをモチーフとした縦4灯のヘッドライトがトレードマークで、写真の車はエンジンがダットサン系のL20型に変更された後期型です。

 

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続いて昭和47年の発売から45年を迎えたLA23S型ルーチェ・グランツーリスモです。…翌年追加発売されたトップグレードで、搭載された13B型ロータリーエンジンは幾多の改良を重ねながら、RX-8の生産が終了した平成24年まで生産されました。

 

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続いて此方も昭和47年の発売から45年を迎えたA103型ミニカF4・スーパーデラックスです。…歴代最初の4ストロークエンジン搭載車で、規格改定や大規模なマイナーチェンジを経て、FF化される昭和59年まで生産されました。

 

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続いてRA25型セリカLB・2.0GTの1/12プラモデルです。…タミヤスーパーシルエットをベースに市販車仕様への大規模な改造が施され、同スケールのドール/アクションフィギュアを車内に乗せられるそうです。

 

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続いて此方も昭和42年の発売から50年を迎えたN510型ブルーバード・1.4デラックスです。…昭和46年の610型へのモデルチェンジ後も継続生産された後期型で、このイベントの常連さんなのですけど…。
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此方の車にも誰が乗せたのか「ラブライブ!サンシャイン!!」のぬいぐるみ*1がダッシュボード上に載っていました。

 

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そして今回のトリを飾るのがRT84型コロナ・1.7SLです。…生産期間が3年8か月と短かったことから旧車イベントでも余り見られないのですけど、前期型のスポーティーグレードがきれいなコンディションで残っていたことが驚きでした。

*1:Aqoursの1年生組