今日から始まった「かなざわ映画の会」主催による「カナザワ映画祭 青いオトコまつり」のオープニングイベントの一環として、金沢城公園・いもり堀園地で「トラック野郎」シリーズ第3作「望郷一番星」の屋外上映会が催され、その目玉として劇中で活躍したアートトラック*1・「一番星号」が会場にやってきた。
今回金沢にやってきた「一番星号」は、第9作「熱風5000キロ」仕様の塗装・電飾を施して製作されたレプリカ*2で、その淡いブルーメタリックのボディーカラーやトビウオをモチーフに描かれた手描きのボックスアートは、かつてスクリーンやテレビで見た「一番星号」そのもので、多くの映画ファンやアートトラックドライバーの視線を釘付けにした。
近年、物流業界の競争激化や燃料費の高騰のみならず、荷主さん側が派手な電飾を施したデコトラを敬遠するようになったことからデコトラを見かけることが少なくなってきた。…とはいえ、夜の高速道路や主要国道をデコトラが電飾を光らせながら走る姿は、まさに「街道の華」といっても過言ではない。