今回のニューモデル紹介日記は、トヨタの小型ライトバン・新型プロボックス/サクシードを紹介したい。
平成14年の発売から12年目にして、大規模なマイナーチェンジが図られた今度の新型では、まずプラットフォームの前半分が現行ヴィッツと共用化され、従来モデルから引き継いだ後半分もリヤサスペンションを改良し、乗り心地や操縦安定性が従来モデルより向上されている。
また、車体前部やダッシュボードが大幅に変更され、車体後部を若干長めに取っていたサクシードは荷室長を2cm縮め*1、プロボックスと外観、荷室ともに共通化された。
動力面についても、環境性能に優れた直4・1.3~1.5リッターエンジンを搭載し、車速感応型の電動パワーステアリングの採用などにより、空車時、積載時ともに扱いやすさと高い操縦安定性を実現したという。
…優れた積載性や持ち前の高い信頼性・耐久性から、小型ライトバンの定番車種として親しまれている両車。従来モデルが20万km以上*2走っても主要な箇所が持ち応えたことから、今度の新型では30万km以上は問題なく走れると開発スタッフが太鼓判を押すだけあって、その頼もしさはより強固なものとなっているといえそうだ。