正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第315回~

今回のニューモデル紹介日記は、スバルの上級中型クロスオーバーSUV・新型レガシィアウトバックを紹介したい。

 

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2014年以来7年ぶりのフルモデルチェンジとなる今度の新型は、乗用車とSUVの長所を融合させたクロスオーバーSUVとして1995年に北米市場で誕生。以来、どこまでも走り続けられるような安心感と快適性、荷物を効率的に積める積載性、質感の高い内装といった、クルマとしての本質的価値を磨き続けてきた。今回の新型でも、「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」というコンセプトのもと、歴代モデルが培ってきた価値に最新の技術を組み合わせることで、さらなる進化を遂げている。

 

パワーユニットは、従来の2.5リットルからダウンサイズした新世代1.8リットル水平対向4気筒直噴ターボエンジンを採用する。最高出力177ps/最大トルク300Nmを発揮。従来モデルを上回る走行性能と環境性能を高次元で両立している。またスバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造等による車体剛性の最適化で、動的質感と衝突安全性能を大幅に向上させた。

 

先進安全装備では、前後4つのレーダーでカメラの死角をカバーすることで360度センシングを実現した「新世代アイサイト」や、3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX」を全車標準装備することで、新次元のストレスフリーなセイフティドライビングを実現した。

 

エクステリアは、スピード感のあるシルエットに、厚みを強調したボディパネルや、力強さを表現したクラッディングを組み合わせることで、一目見ただけで感じられるアクティブさとタフさを表現した。インテリアでは、ハーマンカードンサウンドシステムや本革シート(ナッパレザー)を採用することで、フラッグシップクロスオーバーSUVとしての上質感を演出。さらに大型センターインフォメーションディスプレイや、12.3インチフル液晶メーターで構成するデジタルコックピットを採用。運転に必要な情報の認知から操作を、よりスマートにサポートする。

 

…一昨年に北米で発売されて以来、国内向け仕様も待望のモデルチェンジとなった新型アウトバック。1.8リッターターボに小型化されたエンジンや運転支援システム「アイサイトX」の装備など、フラッグシップと呼ぶに見合う進化を遂げたといえる。ただ、全長4,870mm×全幅1,875mm×全高1,675mm(X-BREAK EXは全高1,670mm)のボディーサイズは日本の道路・駐車場事情では持て余してしまうのではという懸念もあるけど、乗る人を大らかに包み込む懐の深さを感じて取れるはず。