正臣のガレーヂ日記

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新たな県知事の座に就くのは誰か

任期の満了に伴う石川県知事選挙が24日に告知された。

 

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出馬表明順に元文部科学大臣自民党衆院議員の馳浩氏、自民党参院議員の山田修路氏、前金沢市長の山野之義氏、新日本婦人の会全県本部会長の飯森博子氏の4名が立候補する見通しだ。現職知事で最多の7期を務め、今期限りで退任を表明している現職の谷本正憲氏の後を受け、28年ぶりとなる新人同士の選挙戦となり、来月13日に投開票される。

 

馳氏は自民党県連が支持し、日本維新の会が推薦している。山田氏は自民党県連が支持し、立憲民主党県連と連合石川が推薦、社民党県連合が支援。飯森氏は共産党が推薦している。

 

今回の知事選を巡っては同じ自民党所属の前国会議員で、しかも同じ清和会の所属でもある馳氏と山田氏が知事選への出馬を表明したことに伴い、自民党県連は候補者の一本化に失敗。自主投票の末、主な県選出の国会議員は馳氏を、主な県会議員や自治体の市町長は山田氏を支持する格好となり、ここに金沢市長の職を辞して知事選に臨んだ山野氏も加わるという「保守分裂三つ巴」の選挙戦という様相といえるだろう。

 

プロレスラーから政界に進出した馳氏はプロレスラー時代からの全国的な知名度と閣僚経験、議員立法の成立本数の多さを強みに、山田氏は県内それぞれの地域事情を熟知し、農林官僚としての行政経験を活かして選挙戦に臨む構えだ。また、山野氏は金沢市長として培った県民の声を聞く力を武器に、自ら先頭に立ち、県民に説明をしながら施策を進めていくとし、飯森氏は日頃の生活の実感から生まれる願いを基に県政を運営し、気候危機やジェンダー平等でも全力で取り組む姿勢だ。

 

…実に28年ぶりに新人同士の選挙戦となる今回の県知事選、来月6日に公示される金沢・輪島の両市長選や金沢市議補選とも投開票が重なり、前回平成30年の投票率(39.07%)を上回るとの見方が多いけど、新たな知事の座に就く人には今年に入って新規の陽性反応者が急増し、まん延防止重点措置が延長されたコロナ禍への充分な対策による感染状況の改善や、県民の生活にも直結するであろう様々な問題にも真摯に取り組み、県民の視点に立って石川県の更なる発展に貢献できる人に1票を投じたい。