今回のプラモデルレビュー、今回紹介するのは…
…FC3S型サバンナRX-7・GT-X(アオシマ・1/24)だ。
昭和60年に発売されたFC3S型サバンナRX-7は、搭載されるエンジンをより強力な13B型ロータリーに変更し、インタークーラー付きターボを加えることにより最高出力は185馬力*1を発生。そのハイパワーに見合うようプラットフォームから足回り、車体剛性なども大幅に強化された。…平成17年に発売された同車の1/24キットは新車発売時にタミヤとフジミからモデル化されて以来の新規モデルで、エアロパーツを装備したチューンドカー仕様車や人気マンガの作中に登場した仕様などがバリエーション展開されている。
今回製作したキットは平成元年にマイナーチェンジされた後期型がモデルとなって、ボディーカラーにはA175A型ランサーEXと同じメタリックブラックを選択。テールライトが各部品ごとに色分け成型されていて、塗分けをしなくても綺麗に作れるのは大いにありがたい。バリエーション展開の関係からか前後のバンパーが別部品となっているけど、シャーシとの接続部分がボディー側ではなくバンパー側にあることから、シャーシと接続する際に接着したバンパーが脱落してしまうので、接着した際は充分な乾燥時間を要するのが大きな難点といえそうだ。
…シャーシ周りの部品がFD3S型RX-7*2と共用しているのか、平成4年に発売されたFD3S型の前期用と思しき前後のアクスル周りの部品が揃っていて、一通りの塗装~組み立てを行えば予備部品としても充分に活用できそうだ。