正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第327回~

今回のニューモデル紹介日記は、マツダの新型上級中型クロスオーバーSUV・CX-60を紹介したい。

response.jp

今回国内向け仕様車の発表されたCX-60は、エンジン縦置き後輪駆動の新プラットフォームを採用。日本市場には3.3リットルディーゼルエンジンプラグインハイブリッドなど4つのパワートレインを用意し、22年初秋の発売を予定している。

 

マツダはCX-60を皮切りにエンジン縦置き後輪駆動プラットフォームを採用した新世代ラージ商品群と名付けたモデルを順次投入する。同社のブランドエッセンスとされる「走る歓び」の進化、環境面、安全面、デザインでのメリットがあるとされる。

 

日本市場には新開発の直列6気筒3.3リットルディーゼルエンジン『SKYACTIV-D3.3』に加えて、同ディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた『e-SKYACTIV』、直列4気筒2.5リットルガソリンエンジン『SKYACTIV-G2.5』および同ガソリンエンジンとモーターと組み合わせたマツダ初のプラグインハイブリッドとなる『e-SKYACTIV PHEV』の4つのパワートレインが導入される。この内『e-SKYACTIV』は現行のCX-30やCX-3にも匹敵する高い燃費性能を実現しているとのこと。

 

欧州市場向けには独自の圧縮着火エンジン『SKYACTIV X』が設定されているが、現段階で国内向けへの投入は予定していないそうで、国内向けにはディーゼル+マイルドHVでユーザーのニーズに応えたいとしている。

 

CX-60は新世代ラージ商品群の第1弾となるだけに全長4740mm、全幅1890mmとマツダの既存モデルの柱である『CX-5』よりもひと回りもふた回りも大きいサイズとなるが、日常での使い勝手にも対応できるようドアミラーを開けた際の車幅は初代CX-5よりも狭く、現行のCX-5よりも0.1m小回りが効く最小回転半径を実現している。

 

マツダが今後4車種の投入を目指す新世代ラージモデルの第1段となるCX-60。マツダでエンジン縦置き後輪駆動…FRのエンジンレイアウト自体は、ロードスターでもなじみの深いエンジンレイアウトではあるけど、中型以上のクラスではRX-8以来となる。そんな中でも新開発となる直6・3.3リッターのディーゼルエンジンがどれ程の実力を持っているかも大きく注目されるだろう。