正臣のガレーヂ日記

プライベートな日記から新型車の一言レビュー、時事ネタまで他愛なく書いております。

「あの車、どう?」~第336回~

今回のニューモデル紹介日記は、スバルの中型クロスオーバーSUV・新型クロストレックを紹介したい。

 

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インプレッサをベースとしたクロスオーバーSUVの第3世代となる今度の新型は、国内向けではこれまで「XV」という車名を用いていたけど、今度の新型からは市場によって使い分けていた車名を、グローバルで「クロストレック」に統一した。

 

新型では、新世代アイサイトに加え、広角単眼カメラも日本仕様として初めて採用し、高い安全性能を実現したという。新型は、2023年以降を予定する日本市場を皮切りに、順次世界各国市場にて導入予定だ。

 

クロストレックは、コンパクトなボディ、スバル独自の“シンメトリカルAWD”をベースとしたSUV性能、ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせ、都会からアウトドアシーンまで活用出来る多用途性を持つ。車名のクロストレックは、CROSSOVERとTREKKINGからの造語だ。

 

新型で採用された広角単眼カメラは、低速での走行時に、ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できるという。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代アイサイトとして最高の性能を実現したとする。

 

新型クロストレックの主な諸元は、日本仕様プロトタイプのスバル測定値で、寸法が全長×全幅×全高が4480mm×1800mm×1550mm。全高は、ルーフレール・シャークフィンアンテナ装備の場合はプラス30mmされる。ホイールベースは2670mmだ。従来型と比べて全長が5mm減っただけで、それ以外の寸法は変わっていない。パワートレインは2.0L・DOHC直噴エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」で、「リニアトロニック」トランスミッションを搭載する。従来型に設定されていた1.6Lは設定されない。

 

…平成30年以来4年ぶりのモデルチェンジで第3世代へと進化したXV改め新型クロストレック。初代GC/GF系インプレッサをベースにSUV風の外装に仕立てた「グラベルEX」を起源としていて、フォレスターより手頃な価格設定でも人気が高い。

 

今度の新型は広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトをはじめとしたスバルの得意とする高い安全性能に加え、2リッター+電気モーターのHV「e-BOXER」にパワートレーンを一本化し、これまで競合車種に対し不利とされてきた環境面においての巻き返しも図ろうという姿勢といえる。…早ければ来年にも国内向け市場を皮切りに投入されるそうだけど、グランドワゴン~ランカスターを経て現在の車名となったレガシィアウトバックに続く出世魚となるのだろうか。